とりとめのない日々の出来事
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続き
167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/15(金) 01:36:27.51 ID:5iVnYSWr0 [15/40]
春香「うぅ……」

千早「……春香」

春香「んぅ?」

 ご飯を求める衝動をどう抑えようかと考えていると千早ちゃんに声をかけられる
 涙目になりながらも顔をあげると……そこには

千早「……ご飯もすすむ味よね。はい」

 ご飯をひとかたまり、千早ちゃんが箸で差し出してくれていた
 遠慮なくそのままかぶりつくと、西京焼きの塩気がご飯に中和されていく
 やっぱり、おいしい

春香「ん……おいしい。おいしいよ千早ちゃん!」

千早「それはよかった……あの、いいかしら?」

春香「あ、うんもちろん! はい口開けて」

 千早ちゃんは優しいなぁ、お返しに一番いい状態につゆを吸ったかきあげを差し出す
 好きなようにかじってくれて構わない……のだけど

千早「あ、その……口を開けなきゃだめ?」

 なにをいまさら言ってるんだろう。私に食べさせる時は普通にあーんしてくれたくせに

168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/15(金) 01:46:51.05 ID:5iVnYSWr0 [16/40]
春香「うん、好きにかじってくれてかまわないから……さぁ!」

千早「わ、わかった……それじゃあ」

 髪がかかってしまわないようにかきあげる
 そしてかきあげにかじりつく……うん、別にうまいことはいってない

 千早ちゃんがゆっくりと、かきあげに噛みついた
 歯が沈んでいくと、それに反応するようにかきあげにしみ込んだつゆがあふれだす
 千早ちゃんのくちびるは、かきあげの油としみこんでいたつゆによって潤いを増した

千早「……ん、おいしい」

春香「えへへ、おそばもおいしいって気づけたのは千早ちゃんのおかげだね?」

千早「そうかしら?」

春香「そうだよ、絶対!」

 うん、少なくとも自分で選ぶ分にはこれまでもこれからもどんべえはうどん一択のつもりだったはずだ
 でも千早ちゃんが選んでくれたおかげでおそばのよさも再認識できたんだ

春香「あっ、麺もすすらないと! 豪快に! さぁ!」

千早「え、えぇ……」

 千早ちゃんは少し困ったような表情を浮かべながらもおいしそうにそばをすすってくれた
 
 私もいくつかのおかずをわけてもらったりお米をわけてもらったりしながら
 楽しい晩ご飯の時間はあっという間に終わってしまったのだった

169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/15(金) 01:53:09.85 ID:5iVnYSWr0 [17/40]
※※※※

春香「はふー、おいしかったぁ……」

千早「私も……楽しかったわ」

春香「楽しいって……」

千早「だって、春香のリアクションが結構面白くてつい」

春香「いやいや、だっておいしかったよ? 幕の内弁当のこともあなどってたかも……」

千早「あそこのお弁当は小物への情熱もすばらしいから、こういういろんなものが入ったのは何粒もおいしいの」

春香「なるほど……流石だね千早ちゃん!」

千早「それほどのことでもないと思うのだけど……あぁ、そうだ」

春香「うん、なに?」

千早「そういえば、お風呂はどうするの?」

春香「あ……確かに結構汗かいてるしベタベタかも」

千早「着替えは……私の服しかないのだけれど」

春香「貸してくれるの?」

千早「えぇ……大丈夫、なら」


171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/15(金) 01:59:25.47 ID:5iVnYSWr0 [18/40]
春香「大丈夫って……何が? 私全然嫌じゃないよ?」

千早「そうじゃなくて……その、サイズが」

春香「……あっ」

千早「一応、余裕のあるスウェットを出すけれど……無理はしないでね?」

春香「やだなぁ、大丈夫だよ……じゃあシャワー借りようかな。千早ちゃんからどうぞ」

千早「私はあとで入るから大丈夫、先に入って?」

春香「うん? ……わかった、それじゃあお先に失礼するね」

千早「それじゃあ……そっちよ」

春香「はーい」

千早「さーい」

春香「えっ?」

千早「……なんでもないから気にしないで」


173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/15(金) 02:07:04.43 ID:5iVnYSWr0 [19/40]
春香「ルンララルランラ~♪」シャワァァァ…

千早「……着替え、おいておくわ」

春香「はーい! ありがとう、千早ちゃん」シャワァァァ…

千早「いいの、気にしなくても……その」

春香「うん……? どうしたの?」キュッ

千早「今日のことなんだけれど……」

春香「それなら別に気にしなくてもいいってば……お腹減ってなかった私も悪いんだし」

千早「でも、ヘタをしたらひどい怪我をしてたわけで……なら昨日はっきりと止めるべきだったんじゃないかって」

春香「……千早ちゃん」ガラッ

千早「……春香」

春香「そんなことない……まだ、お弁当は取れてないけど」

春香「私……半額弁当のこと、狼のこと……なにより、千早ちゃんのことが知れて、嬉しいよ!」

千早「春香……!」


175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/15(金) 02:11:48.29 ID:5iVnYSWr0 [20/40]
春香「千早ちゃん……」

千早「春香……その……」

春香「大丈夫だよ、千早ちゃん……私は平気だから一緒にがんばろう!」

千早「そうね……じゃあ、寝る前にいろいろと話させて?」

春香「うん、私もいろいろ聞きたいし……夜更かししちゃおうか?」

千早「明日の仕事には響かないようにね?」

春香「おまかせください、プロですから!」

千早「ふふっ、春香ってば……あと」

春香「どうしたの?」

千早「女同士でも、せめて多少は隠した方がいい……と思うわ」

春香「あっ……」

千早「着替えはこれだから……じゃあまたあとで」

春香「う、うん……ありがとう千早ちゃん」

春香(すっぽんぽんのまま熱く語ってたと思ったらとたんに恥ずかしくなってきた……もう、大事なところで決められないんだから)


176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/15(金) 02:21:35.83 ID:5iVnYSWr0 [21/40]
春香「それでね、その時プロデューサーさんが――――」

千早「へぇ……あぁ、そういえばこの前の収録の時の話なんだけど―――」

春香(結局、夜遅くまでいろいろと話し合った)

春香(狼のこと、スーパーのこと、弁当のこと)

春香(事務所のこと、プロデューサーさんのこと、他のアイドルの皆のこと)

春香(私のこと、千早ちゃんのこと)

春香(それから、それから―――)

177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/15(金) 02:26:09.85 ID:5iVnYSWr0 [22/40]
チュン……チュチュン……チュチュチュン……

春香「ん……朝……?」

千早「……んっ……」

春香「えーっと……あれ?」

千早「…………んぁ」

春香「……そうそう、千早ちゃんの家にお泊りしたんだっけ」

千早「む…………ん」

春香「うわぁ……千早ちゃん思ったよりすごい寝相してる」

千早「……ぁ……」

春香「これは……お宝写メゲットのチャーンス? なんてね」

千早「…………くぅ」

春香「ふふっ、さてと……今日もがんばろう!」

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167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/15(金) 01:36:27.51 ID:5iVnYSWr0 [15/40]
春香「うぅ……」

千早「……春香」

春香「んぅ?」

 ご飯を求める衝動をどう抑えようかと考えていると千早ちゃんに声をかけられる
 涙目になりながらも顔をあげると……そこには

千早「……ご飯もすすむ味よね。はい」

 ご飯をひとかたまり、千早ちゃんが箸で差し出してくれていた
 遠慮なくそのままかぶりつくと、西京焼きの塩気がご飯に中和されていく
 やっぱり、おいしい

春香「ん……おいしい。おいしいよ千早ちゃん!」

千早「それはよかった……あの、いいかしら?」

春香「あ、うんもちろん! はい口開けて」

 千早ちゃんは優しいなぁ、お返しに一番いい状態につゆを吸ったかきあげを差し出す
 好きなようにかじってくれて構わない……のだけど

千早「あ、その……口を開けなきゃだめ?」

 なにをいまさら言ってるんだろう。私に食べさせる時は普通にあーんしてくれたくせに

168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/15(金) 01:46:51.05 ID:5iVnYSWr0 [16/40]
春香「うん、好きにかじってくれてかまわないから……さぁ!」

千早「わ、わかった……それじゃあ」

 髪がかかってしまわないようにかきあげる
 そしてかきあげにかじりつく……うん、別にうまいことはいってない

 千早ちゃんがゆっくりと、かきあげに噛みついた
 歯が沈んでいくと、それに反応するようにかきあげにしみ込んだつゆがあふれだす
 千早ちゃんのくちびるは、かきあげの油としみこんでいたつゆによって潤いを増した

千早「……ん、おいしい」

春香「えへへ、おそばもおいしいって気づけたのは千早ちゃんのおかげだね?」

千早「そうかしら?」

春香「そうだよ、絶対!」

 うん、少なくとも自分で選ぶ分にはこれまでもこれからもどんべえはうどん一択のつもりだったはずだ
 でも千早ちゃんが選んでくれたおかげでおそばのよさも再認識できたんだ

春香「あっ、麺もすすらないと! 豪快に! さぁ!」

千早「え、えぇ……」

 千早ちゃんは少し困ったような表情を浮かべながらもおいしそうにそばをすすってくれた
 
 私もいくつかのおかずをわけてもらったりお米をわけてもらったりしながら
 楽しい晩ご飯の時間はあっという間に終わってしまったのだった

169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/15(金) 01:53:09.85 ID:5iVnYSWr0 [17/40]
※※※※

春香「はふー、おいしかったぁ……」

千早「私も……楽しかったわ」

春香「楽しいって……」

千早「だって、春香のリアクションが結構面白くてつい」

春香「いやいや、だっておいしかったよ? 幕の内弁当のこともあなどってたかも……」

千早「あそこのお弁当は小物への情熱もすばらしいから、こういういろんなものが入ったのは何粒もおいしいの」

春香「なるほど……流石だね千早ちゃん!」

千早「それほどのことでもないと思うのだけど……あぁ、そうだ」

春香「うん、なに?」

千早「そういえば、お風呂はどうするの?」

春香「あ……確かに結構汗かいてるしベタベタかも」

千早「着替えは……私の服しかないのだけれど」

春香「貸してくれるの?」

千早「えぇ……大丈夫、なら」


171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/15(金) 01:59:25.47 ID:5iVnYSWr0 [18/40]
春香「大丈夫って……何が? 私全然嫌じゃないよ?」

千早「そうじゃなくて……その、サイズが」

春香「……あっ」

千早「一応、余裕のあるスウェットを出すけれど……無理はしないでね?」

春香「やだなぁ、大丈夫だよ……じゃあシャワー借りようかな。千早ちゃんからどうぞ」

千早「私はあとで入るから大丈夫、先に入って?」

春香「うん? ……わかった、それじゃあお先に失礼するね」

千早「それじゃあ……そっちよ」

春香「はーい」

千早「さーい」

春香「えっ?」

千早「……なんでもないから気にしないで」


173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/15(金) 02:07:04.43 ID:5iVnYSWr0 [19/40]
春香「ルンララルランラ~♪」シャワァァァ…

千早「……着替え、おいておくわ」

春香「はーい! ありがとう、千早ちゃん」シャワァァァ…

千早「いいの、気にしなくても……その」

春香「うん……? どうしたの?」キュッ

千早「今日のことなんだけれど……」

春香「それなら別に気にしなくてもいいってば……お腹減ってなかった私も悪いんだし」

千早「でも、ヘタをしたらひどい怪我をしてたわけで……なら昨日はっきりと止めるべきだったんじゃないかって」

春香「……千早ちゃん」ガラッ

千早「……春香」

春香「そんなことない……まだ、お弁当は取れてないけど」

春香「私……半額弁当のこと、狼のこと……なにより、千早ちゃんのことが知れて、嬉しいよ!」

千早「春香……!」


175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/15(金) 02:11:48.29 ID:5iVnYSWr0 [20/40]
春香「千早ちゃん……」

千早「春香……その……」

春香「大丈夫だよ、千早ちゃん……私は平気だから一緒にがんばろう!」

千早「そうね……じゃあ、寝る前にいろいろと話させて?」

春香「うん、私もいろいろ聞きたいし……夜更かししちゃおうか?」

千早「明日の仕事には響かないようにね?」

春香「おまかせください、プロですから!」

千早「ふふっ、春香ってば……あと」

春香「どうしたの?」

千早「女同士でも、せめて多少は隠した方がいい……と思うわ」

春香「あっ……」

千早「着替えはこれだから……じゃあまたあとで」

春香「う、うん……ありがとう千早ちゃん」

春香(すっぽんぽんのまま熱く語ってたと思ったらとたんに恥ずかしくなってきた……もう、大事なところで決められないんだから)


176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/15(金) 02:21:35.83 ID:5iVnYSWr0 [21/40]
春香「それでね、その時プロデューサーさんが――――」

千早「へぇ……あぁ、そういえばこの前の収録の時の話なんだけど―――」

春香(結局、夜遅くまでいろいろと話し合った)

春香(狼のこと、スーパーのこと、弁当のこと)

春香(事務所のこと、プロデューサーさんのこと、他のアイドルの皆のこと)

春香(私のこと、千早ちゃんのこと)

春香(それから、それから―――)

177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/15(金) 02:26:09.85 ID:5iVnYSWr0 [22/40]
チュン……チュチュン……チュチュチュン……

春香「ん……朝……?」

千早「……んっ……」

春香「えーっと……あれ?」

千早「…………んぁ」

春香「……そうそう、千早ちゃんの家にお泊りしたんだっけ」

千早「む…………ん」

春香「うわぁ……千早ちゃん思ったよりすごい寝相してる」

千早「……ぁ……」

春香「これは……お宝写メゲットのチャーンス? なんてね」

千早「…………くぅ」

春香「ふふっ、さてと……今日もがんばろう!」

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【2012/06/16 22:25】 | 2ちゃん
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